【米国雇用統計】2024年12月 米国労働市場の詳細確認

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24年12月の雇用統計も11月のそれに続いて、予想を大きく上回る堅調な結果となった。 非農業部門の雇用者数は+25.6万人(予想+16万人)、失業率も4.1%へと低下しており、市場予想よりも労働市場が冷めるのには時間がかかるであろうことを意識させる結果となった。 失業率と就業者比率 前日の通り、失業率は4.1%へと低下。また、低下が続いていた就業者比率(E/P Ratio)は労働力人口全体、プライ […]

【日本実質賃金】今月も物価と賃金の悪循環継続

複数の大手企業で初任給の引上げ予定が発表されるといった明るいニュースも見るようになった。 ユニクロ:30万円 ⇒ 33万円明治安田生命:24万円 ⇒ 27万円東京海上日動:28万円 ⇒ 41万円(転勤条件あり) 大手企業では優秀な人材を確保するために30万円ほどの初任給を提示することが最低条件になりつつある。 しかし、それは大手だけの話であり、且つ、現在働いている社員にも同じような賃金上昇が見られ […]

【2025年投資方針】日本経済と円の衰退に継続ベット

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2024年は、無能な日銀の金融政策継続、衆院選結果としての財源なき減税方針、出生数70万人割れとなった少子化の加速と日本の国力及び経済・財政の衰退が加速する1年間であった。 2024年を振り返りながら、2025年の投資方針、身の振り方について考えてみたいと思う。 2024年の振り返り 日本の金融政策・経済状況 日銀は2024年3月にマイナス金利を止め、政策金利を0.1%に引き上げた。また、弊害ばか […]

幻想に取り憑かれた日銀総裁は愚策継続へ

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植田総裁は先日の日本経済団体連合会審議委員会における講演で相変わらずの誤った経済認識を披露し、今後の3年間で日本経済及び通貨を完全に没落させると確信させるような素晴らしい発言をされておられた。 その凄まじさは、冒頭から「実質賃金は改善傾向に向かい、弱めの動きがみられていた個人消費にも改善の兆しがみられます」と前年比マイナス圏で推移する実質賃金・実質消費支出を完全に無視して与太事を口にするところから […]

【日本CPI】物価上昇と国民の貧窮化は加速

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先日発表された日本のCPIは前年比+2.9%と市場予想の2.8%を上回り、前回の2.3%から大幅上昇となった。生鮮食品を除くコアCPIも前年比+2.7%、市場予想2.6%を超える強い結果となった。 これで32ヵ月連続での2%を超えるインフレとなったわけであるが、この強いCPI結果が発表される前日には、無能な日銀が金利の据え置きを決定しており、依然として目標達成を認めない方針を貫いている。 植田総裁 […]

【米CPI・PPI】インフレ再燃リスク顕在化

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11月のCPIは市場予想通りの結果ではあったものの、前年比+2.7%で2ヵ月連続で上昇ペースが加速した。 前月比でも+0.3%上昇と前回の+0.2%からペースが加速した。 コアCPIは前月比+0.3%となり、4ヵ月連続で+0.3%ほどの上昇が続いており、非常に粘着的でしつこいインフレ状態が継続していることを示している。 項目別に見ても、食品及びコモディティのディスインフレも確り終わり、トレンド転換 […]

【米国雇用統計】2024年11月 米国労働市場の詳細確認

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米・雇用統計では、非農業部門雇用者数は22.7万人と予想の20万人を超え、堅調な結果となった。 失業率は市場予想通りの4.2%、平均時給は前年比+4.0%と市場予想の+3.9%を超えており、概ね市場予想通りの結果となった。 12月の利下げを否定するような結果ではないものの、12月に利下げがあったとすれば、次回は据え置きになるのではないかと思わせるような結果である。 いつも通り詳細を見ていく。 失業 […]

【日本実質賃金】マイナス圏脱却も伸びはゼロ

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10月分の実質賃金が発表され、前年比でのマイナス圏を3ヵ月ぶりに脱却した者の、±0%と伸びは全くない結果であった。 12月からはガソリン補助金の縮小が開始され、来年の1月には185円付近まで上昇してくる見込みとなっており(参考記事)、再度実質賃金がマイナス圏に戻ってくるのも時間の問題である。 実質賃金が軟調な推移を続ける中、実質消費支出も伸びるわけはなく、3ヵ月連続のマイナス推移となっている。物価 […]

【日本CPI】31ヵ月連続で2%超の伸び継続

CPIは総合、コア、コアコアいずれも前年比2.3%の伸びとなった。総合指数はこれで31ヵ月連続で2%を超える伸びとなっており、日銀及び日銀総裁が物価目標の達成を認め、必要な政策調整に動かないことが如何に狂ったことなのかが良く分かる。 政府のガス・電気料金の抑制策が追加実施される可能性があることから、2%超の伸びが3年以上になるかは不透明だが、自民党政権が主張しているばら撒きの愚策、高齢者福祉の削減 […]

止まらぬ少子化、保育士不足から保育士余りへ

2024年の出生数は70万人を割り込み、60万人台になる見通しとなった(参考記事) 政府の愚策の後押しもあり、出生数の減少は凄まじいペース加速している。このまま行けば2030年までには50万人台にまで落ち込んでいることだろう。 引用:厚生労働省 令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 そんな悲惨の状況下において、一つの社会問題が解決に向かおうとしている。その問題は、保育士不足である […]

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