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【日本実質賃金】2ヵ月連続のプラスもマイナス転落は近い

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実質賃金は27ヵ月連続のマイナスから脱却し、足元では2ヵ月連続のプラスとなった。 しかし、プラス幅は縮小傾向にあり、今後電気・ガスの政府補助がなくなることを考えれば、近いうちにマイナス圏に落ち込む可能性が高いだろう。 また、「きまって支給する給与」に関しては依然としてマイナス圏で推移しており、実質賃金上昇の基調という意味では”まだまだ弱い”との認識をもたざるを得ない。 日銀 […]

【日本実質賃金】27ヵ月ぶりにようやく前年比プラス圏へ

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表題の通り、日本の実質賃金は27ヵ月ぶりに前年比プラスとなった。 ついに26ヵ月連続の実質賃金マイナスに終止符を打つこととなったが、その原因は大幅なボーナスの伸びによるものであり、「きまって支給する給与」については-1.1%と引き続きマイナスとなっており、来月にも再度実質賃金がマイナス圏に戻ったとしてもおかしくないだろう。 テクニカルリセッションを確認した後に、この脆弱な実質賃金状況において、日銀 […]

【米国雇用統計】2024年7月 米国労働市場の詳細確認

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今回の雇用統計は、その他の経済指標も弱いものが続いていた状況にとどめを刺すかのような悲惨な結果であった。非農業部門雇用者数は11.4万人と予想の17.5万人を大幅に下回り、失業率も4.3%と予想の4.1%よりも大幅の悪化となった。 市場では9月のFOMCで50bpの利下げを予想する声さえ出てくるほどの影響を及ぼしている。 失業率と就業者比率 失業率は今までも上昇傾向にあったが、それが大きく加速する […]

中東戦争の勃発は日本円を苦しめる

イスラエルが行ったシリア領内の大使館への攻撃に対する報復として、イランがイスラエル本土に向けてミサイル、ドローンを使った攻撃を実施した。 一先ず、イランはこれで終了だと言っているが、イスラエルの出方次第となっている。 黒田前総裁及び植田総裁の致命的なミスの前であれば、地政学リスクが高まるタイミングであれば、日本円の買いが進むことが多かったが、無能な日銀が日本円の信用を毀損して安全資産としての地位を […]

悪性インフレ放置後のインフレ低下局面でマイナス金利解除へ向かう日銀

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先日発表された日本のCPIでは、総合指数が前年比+2.6%、生鮮食品を除くコアが前年比+2.3%、生鮮食品及びエネルギーを除くコアコアが前年比+3.7%と、いずれも日銀の物価目標2%を超えるものの、徐々にインフレ率は低下してきた。 過去に日銀が注視しているとしてきたコアCPIは+2.3%まで低下してきており、この状況で日銀がマイナス金利解除に向かうとすれば、今までの輸入物価上昇による悪性な高インフ […]

記者会見でスッとボケる植田総裁が示す愚策の継続

今回の日銀金融政策決定会合後の会見では、植田総裁が信じられないほどにスッとボケた発言や支離滅裂なことばかりを発言しており、私個人的には総裁が認知症やらその他精神健康状態の問題をお持ちなのではないかと不安になってしまった。 そんな総裁の質疑応答でみられたスッとボケ発言をまとめておきたいと思う。 まずは、前提確認としてどのようなデータを重要視して政策変更を検討しますかとの質問の回答をみておきましょう。 […]

何も見通せない植田総裁と愚策の拡大

次回日銀の金融政策決定会合が1週間後に近づいている。 そんな中で日銀関係者の情報としての報道が増えてきている。 こちらのブルームバーグの記事によれば、日銀はYCCの再修正を長期金利動向を見極めて判断するとの方針を”関係者”の取材からわかったとしている。 そもそも日銀は金利動向を見極めて政策方針を決定するのではなく、物価動向を見極めて政策を決定すべきだと思うのだが… […]

【米国金利】米国債利回り急騰が債券ETF購入意欲と何かが壊れることへの期待

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足元の米国市場では、インフレ率の低下と政策金利引上げサイクルの終了が示唆される中でも、長期債利回りが急ピッチで上昇してきており、10年もの米国国債利回りは5%を超えるような動きもみられる。 また、利上げサイクル終了も織り込まれていることから、長短金利のマイナス幅は急激に縮小してきており、イールドカーブはフラットニングが進んでいる。過去のリセッション前には逆イールドの解消がみられたこともあり、急激な […]

日銀の気違い政策と高インフレの継続

継続する高インフレ環境 10月20日に発表された日・CPIはヘッドラインで前年比+3.0%、コアCPIは+2.8%となり、コアCPIは9ヵ月ぶりに3%を下回る結果となった。 しかし、コアコアCPIは前年比+4.2%となっており、基調的な高インフレの継続を示唆している。 結局のところ、日本政府のガソリン価格、電気・ガス料金の抑制政策によるCPI押し下げ効果が出ているだけで、高インフレ環境が継続してい […]

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