新型コロナで加速する高齢者と医療機関による現役世代の搾取

さて、高齢者による現役世代の搾取として代表的なものは社会保険料・医療費である。

厚生労働省によれば、2022年度の医療費は過去最高の概算で46兆円に達したとのことである。(参考

新型コロナの感染者増加が一因とのことであるが、コロナ感染者は今後も一定数残るわけであり、高齢化が進む中で現役世代の医療費負担が増加を続けることは明らかである。

そして、その新型コロナを理由に国から補助金を搾取する医療機関が多く存在したことも分かっている。

日経新聞の記事によれば、コロナ補助金の過大交付の返還が相次いでいあるとのことであるが、過大交付という名の補助金詐取を行っていた医療機関があったであろうことは容易に想像することができる。

人口当たりの病床数世界一の日本で病床確保にやたら目ったら費用がかかったのはこういった医療機関の悪質な姿勢が一因であったのではないだろうか。

そして、その費用を負担しているのは国民、特には現役世代の税金に他ならないのである。

現役世代は高齢者と医療機関による搾取の被害者に他ならない。

また、新型コロナ治療薬に関する無能な国の政策によっても国民の税金が多く無駄に使われている。

こちらの記事によれば、国が買い上げた新型コロナ治療薬の9割が未利用とのことである。
国が国民の税金で9割が使われもしないものを買い上げたなど、決定者が無能にも程がある。

仮に単純な無能さからきた無駄な新型コロナ治療薬の購入であっても、何らかの利権への資金の流れなのだとしても、いずれにしても担当者には責任を負わせるべき問題であることは明らかである。

シルバー民主主義の下で、高齢者を新型コロナから救うためには際限なく費用を使ってきた無能な国は、現役世代の搾取を終わらせることはないだろうし、それどころか加速していくのだろう。