【Python】Plotly のカラースケールの種類と使い方

Ploltyでは複数のカラースケールが用意されており、用途別に使い分け、見栄えの良いグラフを作るのに役立つ。

しかし、すべてのスケールをひとまとめにしているものがなかったので、今回はカラースケールを一通りまとめてみる。

カラースケールの種類

あらかじめPlotlyに組み込まれているカラースケールは集合(namespace)に分けられる。

  • qualitative
  • cyclical
  • diverging
  • sequential

それぞれの集合に含まれるカラースケールはこちらです。

カラースケールの使用方法

import plotly.express as px
list_colors = px.colors.namespace.colorscale

カラースケールはplotly expressのcolorsモジュールを使うことでリスト形式で取り出すことができる。

上記のように、px.colorsに続いて、集合(namespace)とカラースケールを指定することで色のリストを取り出すことができる。

このカラースケールのカラーリストをcufflinksと合わせて利用することも可能である。

import cufflinks as cf
import pandas as pd

df = pd.DataFrame(hoge)
fig = df.iplot(asFigure=True, colors=px.colors.hoge.hoge)

使うケースは少ないかもしれないが、プロットするデータが多い場合、cufflinksに予め組み込まれているカラースケールでは色の重複が生じてしまうことがあるため、そのような場合にはこの方法を使えば解決することができる。

cufflinks で利用できるカラースケールに関しては、cufflinks.colors.scales()をJupyter Notebookで実行すれば確認できる。

plotly.expressで素直にグラフをプロットする際に指定のカラースケールを使うことももちろん可能です。plotly.expressを使ってのグラフ作成は後日追記したいと思います