【日本実質賃金】ボーナス頼りの上昇終了

1月の実質賃金は、前年同月比▲1.8%と大幅なマイナスとなった。

ボーナス頼りで11月・12月とプラス圏で推移していたが、予想していた通り、ボーナスの影響が亡くなった途端にマイナス圏へと戻ってしまった。

インフレが加速する中で、給与の伸びが追い付かない状態が続いており、一般家庭の貧困化が止まる兆しは見えない。

この状況でも無能な日銀は、引き続き物価と賃金の悪循環のことを物価と賃金の好循環と呼び、さらなる物価上昇を招き、物価目標2%の達成に近づく有難いものだと主張しているのだから、日本の経済・消費者には絶望しかない。

無能な日銀の失敗によって、日本国債利回りが急騰しても日本円が大して増価しない状態に陥っており、物価高・金利上昇・通貨安の最悪の状況が近づいてきているものを考えられる。

引き続き、何の希望もない日本の国債や通貨とは距離を置き続けたい。