【節約】一億総貧困社会を生き抜く

昨今、日銀の無能な金融政策運営によって、通貨安の加速、それに伴うコストプッシュインフレの強まりに歯止めがかからない状態が続いており、実質賃金が1年以上減少を続けるという異常事態となっている。

また、シルバー民主主義に支配された日本政府は高齢者優遇、現役世代搾取を推進していく姿勢に変化は見られない。
政府の税制調査会は、「サラリーマンの給与所得控除は手厚い」などと主張しており、将来の更なる現役世代からの搾取が予想される。(参考記事

日銀によるコストプッシュインフレの加速、政府による税金及び社会保険料の増額によって、家計の実質可処分所得は今後も下がり続けるものと考えられ、一億総貧困社会が近づきつつある。

そんな世知辛い貧困社会を生き抜くためにデフレマインド醸成し、乞食のように企業の提供するサービスを使い倒していく必要があるだろう。

再度節約に関する心構え、節約生活の基本をまとめておきたい。

節約のマインドセット

まずは、一億総貧困社会を生きていくうえで、日本は既に貧しい社会であり、自分も決して豊かではない、所得によっては貧困家庭の一員であることを確りと認め、見栄を張らないように意識する必要がある。

既に子供を作ってしまっていれば仕方がないが、まだ作っていないのであれば、産むのは控えておいたほうがいいかもしれない。家計の財政面でいえば最大の負債であるわけなので。

外食は絶対悪 米を炊こう

外食は節約の上で絶対悪といってもいいほどである。長時間残業の帰りに格安チェーン店で食事など仕方ないケースも考えられなくはないが、基本的には悪である。

もちろんUber Eatsなどのデリバリーサービスの利用も同じく使ってはならない。

何もおかずまで作るべきとは言わない。ただ、米を炊いて、スーパーで見切りのお惣菜などのおかずを調達するくらいのことはすべきである。

近所の格安スーパーを見つけよう

一度は自宅近辺のスーパーは全て訪れ、一番安いスーパーがどこなのか把握しておこう。
「数十円の節約のためにわざわざ距離のあるスーパー行くなんて非効率」などと言われることもあるが、健康のために運動して時間を使うことが良しとされているのなら、運動を兼ねて少し歩くことがあっても何が悪いというのか。

特にホワイトカラーで平日は座ってばかりという人は土日に一度の買い物がてらしっかりウォーキングしたほうが良いのではないだろうか。

個人的なおすすめの格安スーパーは下記の通り。

  • サンディ
  • Big-A
  • オーケーストア

言うまでもないが、成城石井やクイーンズ伊勢丹は上級国民が使うものであり、貧困家庭が買い物をする場所ではない。何らかの記念日以外には入るだけ無駄である。

生協も基本的に割高である。田舎の家庭だと使っているところも少なくないと思うが、生協はやめてスーパーで全てそろえた方が節約になるだろう。

それから、格安スーパーだけでなく、食品を売っている近所のドラッグストアが非常に優秀だったりするため、併せてチェックすべきである。

個人的にはドラッグストアの中では、クリエイトSDが非常に優秀なように思う。
(クリエイトSD アプリを入れておくと1品10% OFFクーポンがよくもらえたりする)

食品は買うよりもふるさと納税でもらう

地方自治体全体での税収を減らすゴミ制度であるふるさと納税を利用して、お高いフルーツやお肉、海産品を楽しむ人も少なくないが、そんなことは余裕のある上級国民がやることである。

貧しい家庭ではそんな贅沢をせず、ふるさと納税は日ごろの食事をまかなうためにのみ使うべきである。

とにかくまずは主食となる穀物である。米は安く大量にもらえる。味を気にするなら少しいいものを選ぶといい。


量は上のさがみのりに負けるが、ひとめぼれは味が非常に良かったのでおすすめとして紹介しておく。


続いて、ふるさと納税でもらう食卓のおかずは冷凍食品がおすすめ。
長期間保存ができ且つレンジだけで調理できる簡単なものがお金も時間も節約してくれる。

昨年もらったものの中では、4種のハンバーグセットがおいしく、飽きずに食べられて非常によかった。


所得の少ない世帯では、ふるさと納税で多くの返礼品をもらうことはできないが、食費を大きく節約できる制度であり、積極的に利用すべきである。

通信費は楽天モバイルに統一

固定費の見直しで即効性が高く、一番見直しやすいものは何と言っても通信費である。

大手キャリアに高い携帯料金を支払っている家庭はもちろん乗り換えるべきだし、既に格安SIMを使っている家庭であっても、自宅のインターネット料金を別途契約して支払っている場合には、楽天モバイルのテザリングを利用することでインターネット料金を丸っと節約することができる。

ネットサーフィンはもちろんのことyotubeやnetflixなどで動画をみたりといった一般的な使い方なら楽天モバイルのテザリングで十分である(地域差はあろうものの)。

格安SIMに月々2,000円、自宅のインターネット回線に月々4,500円ほどで合計6,500円ほどかかっているとするならば、楽天モバイルに統一するだけで、通信費を半分に抑えることができる。
年間でみれば、35,000円以上の節約になる。

テレビを捨てよ。NHKは節約の天敵である

テレビを持っていれば、NHKの受信料を踏み倒さない限りは下記のような卒倒しそうな受信料を支払う必要がある。

テレビを捨てることで支払い方法にもよるが、年間で13,650円以上の節約が可能である。

テレビ番組がみたければTVerでみればいいし、映画が好きなら浮いたお金でNetflixやU-NEXTのサブスクを娯楽費として楽しんだほうがはるかにコストパフォーマンスに優れいているだろう。(映画館に行くよりはサブスクのほうがはるかに娯楽費としてははるかに安上がりである)

読書好きは図書館を最大限利用せよ

読書が好きなら図書館は無料で楽しめる素晴らしい施設である。

地域の図書館を利用するのはもちろんのこと、大学を卒業している人であれば、卒業生は卒業した大学の図書館を利用することができる場合が少なくない。

大学の図書館は公立図書館に比べて蔵書数も多く、読書好きなら利用しない手はない。
高い学費を払って卒業したなら、卒業後も使い倒そうではないか。

ちなみに大学図書館の中には、多くはないと思うが地域住民にも開放している図書館もある。
近くの大学図書館のホームページをチェックしてみると良いだろう。

英語が読めるならプロジェクト・グーテンベルクもおすすめ!

著作権の切れた著書全文が電子化されており、無料で読めるように公開されている。

言語は英語が中心のため、英語が読めないと厳しいが、英語さえできれば世界の名著を無料で楽しむことができる。家にいながら無料で本が読めるということで、交通費さえも節約できる。

リンク:Project Gutenberg

100円ショップの徹底活用

日用品に関しては100円ショップが必ずしも一番安いわけではなく、ドラッグストアなどで買ったほうが良いことも少なくないが、100円ショップの衣料品は優秀なケースが多いように思われる。

例えば、ビジネスソックスなんかは、AOKIなどで靴下を買うと3足1000円くらいするが、ダイソーでビジネスソックスを買えば1足100円(税抜き)で買える。

履き心地もまったく問題なく、明らかにお得である。

その他にも冬の防寒靴下など優秀なものも多く、衣料品を購入するときには100円ショップを利用することで節約になることが多いように思う。

(一方で個人的には食品系は100円ショップで買わないほうが節約できると思っている)

電車の旅には分割切符がお得

分割切符は、トラブル発生時の払い戻しに制限があるなど、デメリットもあるため、利用するには注意が必要だが、JRの切符を分割して購入することで節約することができるケースがある。

私は、こちらの分割検索サイトをよく利用させてもらっている。

切符分割の手順としては、
分割区間を確認→えきねっとで乗車券を購入→みどりの券売機で受取
(改札を出るときには友人改札で分割した複数枚の切符を全て渡せばよい)

旅行や実家への帰省などでJRを使う場合には、分割切符を検討してみてはどうだろうか。

ポイント乞食になれ

クレジットカードやQR決済など、キャッシュレス決済のポイント還元には常に目を光らせておこう。
お得なキャンペーンをやっていることは非常に多い。

最近でいえば、このあたりは最低限チェックしておくべきだと思う。
ペイペイ各自治体のキャンペーン楽天ペイ20%還元キャンペーン

その他にも日常的にポイントの二重取り・三重取りは基本として押さえておきたい。
PayPayカード(1.0%) ⇒ プリペイドカードKyash(0.2% ⇒ TOYOTA Wallet(1.0%)

ただし、あくまでも消費を抑えることが節約の基本であり、ポイントがおまけにすぎない。
効率的にポイントを貯めようとしながらも、消費が少ないために思ったより貯まらないくらいが理想的である。

ポイント還元率が高いからと言って不用品を買う、贅沢品を買うことは許されてはならない。

総括・モデル生活費

上述の通り、節約をしていけば月々の生活費は下記のイメージくらいには抑えることができるのではないだろうか。
家賃は東京都内でも安いところを探せば、6万円くらいで1Kが見つかる。光熱費は大きく節約することはできないだろうから、口座振替にして、湯舟は張らずにシャワー、エアコンは極力使わないといったことを意識するくらいだろう。

出費項目金額
家賃60,000円
水道料金1,300円
ガス料金2,000円
電気料金3,000円
通信費3,300円
食費20,000円
その他雑費5,000円
合計94,600円