日銀の気違いは止まらず、愚策を継続
2025年7月の日銀決定会合において、日銀及び植田総裁は、再度物価目標2%が達成されていないと狂った認識を示し、政策金利の据え置きを決定した。
すでに3年以上も2%以上の物価上昇率が続いているにもかかわらず、これでも物価上昇が足りないとして、低金利政策を続けるのだから救いようがない。(もちろん、財政状況を考えれば利上げに抵抗があることは理解できるものの)
それも、物価見通しを引き下げているにもかかわらず、言い訳をしながら利上げを拒むのだから、何を考えているのか全くもって理解できない。
ただでさえ物価上昇率が高い状態で低金利政策を継続していることから、物価上昇率は今後も高止まりするものと考えられる。
それは、実質賃金の減少傾向、及び日本の減価傾向の継続も意味するものであろう。
名目賃金が上がっても物価上昇に追いつかなけれれば、購買力の低下に加えて、所得税や社会保険料といった税金負担の増加にも苦しめられることになる。
日本の労働者・一般家庭の貧困買いは止まらないだろう。
今の政府と日銀の政策は、国民窮乏化政策とでも言えるのではないだろうか。
著しく能力の欠如した日銀総裁の任期はまだ半分ほども残っており、この任期中には、日本円の完全な信認失墜によって、円建て資産は価値を無くすことになるのではないだろうか。
昨日、強い米・GDP結果の後に円安を進んだのを見て、僅かながらに日本円に戻してしまったが、大きな間違いであった。
日銀の無能さを再認識し、円建て資産の保有を最小限に留めるよう心掛けたい。
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