【日本破綻に賭ける】つみたてNISA海外資産割合の確認

2024年よりNISAが新NISAに移行することで、成長投資枠とつみたて投資枠の両方を使えるようになった。

NISAでは老後資金の準備など長期目線での運用を目指すことが基本となろうことから、財政状況が悪く低成長の国・地域に投資するために使うべきでないことは明らかである。

そのように考えれば、海外資産へ為替ヘッジなしで投資したいと思うところである。

そして、つみたてNISAで株式だけではなく債券や債券を含むポートフォリオを作りたいと思ったりもするところであるが、しかし、つみたてNISAの対象銘柄には、債券のみを対象としたものが見当たらない。

バランスファンドに目を向けてみても、債券を含むバランスファンドで国内資産の組み入れがないものが見当たらない。

そんなことから、極力国内資産を組み入れていない、為替ヘッジ付き資産の割合の少ないファンドを検討しなければならないと思っている。

信託報酬が0.25%以下の代表的なファンドの資産ウェイトを確認してみたところ、上記の通りであった。(上表では実績値を記載しているものと、基準ウェイトを記載しているものが混在)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は新興国株式、債券に12.5%ずつ投資するため、その他比較したファンドに比べて新興国資産のウェイトが高めである。

海外先進国資産を中心に、且つ、海外資産へのウェイトの比較的高いファンドを選択するとすれば、三井住友・DCの世界分散ファンドやニッセイ・インデックスバランスファンドが選択肢に上がるだろう。

新興国ウェイトが比較的高いものがよければ、eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)で良さそうだ。