【日本実質賃金】25ヵ月連続のマイナス
- 2024.06.08
- 経済・マーケット
2024年4月分の実質賃金及び実質消費者支出が発表された。
実質消費者支出は1年2ヵ月ぶりに前年比プラスになったが、実質銀銀は前年比でマイナスが続いており、25ヵ月連続のマイナスとなった。
夏にかけて賃上げによってプラス圏に入れるか否かといったところだが、これからは政府のガス・電気料金の価格抑制策が終了を迎えることを考えると、仮にプラス圏に入ろうともプラス幅はたかが知れている。
食品価格や光熱費の上昇が続けば、必要経費への消費に給与は回されるのみで、選択的支出を増加させることにはつながりにくいものと考えられよう。
また、子育て支援供出金のように現役世代の実質可処分所得を減少させるような政府の愚策からしても、一般現役世代の実質可処分所得が減り続けることが容易に予想でき、消費停滞・少子化加速を通じて日本経済の停滞・競争力減退を継続させることになるだろう。
色々書いたが、現状変わらず、日本の凋落が続いていることの確認ができただけである。
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