【米国雇用統計】2021年10月分の労働市場詳細確認

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まとめるのをさぼっていたが、遅ればせながら詳細をまとめておきたいと思う。 雇用者数は45万人予想に対して53.1万人の増加、失業率は予想4.7%に対して4.6%まで低下し、予想よりも強い結果となった。 就業者比率はコロナ前の水準まではまだまだ遠いが、失業率だけでいえば急速に回復してきており、数年前まで想定されていた完全雇用の水準にまで改善している。 Data Source : U.S. Burea […]

テーパリング・金融正常化時期にとるべき債券ETF投資戦略

米国のテーパリングが近づいてきたこともあり、テーパリング期間中に行うべき債券ETFの投資戦略を検討しておきたいと思う。 リーマンショック後のテーパリングの進展と各アセットの動きを振り返り、現在の状況に当てはめつつ投資対象を検討してみたいと思う。 リーマンショック後の金融政策の変遷 リーマンショック後にテーパリングの期待が高まったのは2013年くらいからであった。 2013年3月 FOMC :テーパ […]

希望部署に異動できないなら仕事を辞めるべき3つの理由

転職を検討するうえで、希望する業務につける部署に異動できないことが理由になるのか考える方もいるかと思います。 個人的には、”希望部署に異動できない”ということは転職検討理由としては十分だと思っています。 その理由をいくつかまとめてみます。 1. 嫌いないことでは成功できない 希望部署に異動できないとすれば、現在は望まない仕事を続けている可能性が高いと思います。 そんな自分が […]

cufflinksで対話的なplotlyグラフを簡単に作成する方法

今回はcufflinksというライブラリを使って、pandas DataFrameのデータを対話的なplotlyのグラフにする方法をまとめておく。 1. データとライブラリ準備 今回は、pandas-datareaderを使って米国GDPのデータを取得し、それを使いながら、様々なグラフの作成・編集をしてみたいと思う。 まずは、下準備として必要ライブラリのインポートとデータの準備。 データの準備は今 […]

【米国CPI・PPI】米国インフレ状況確認2021年9月分

市場や米国のFOMCメンバーが当初想定したよりも強く、長引く物価上昇は9月も高い水準が続いている。 CPIは総合指数の前年比が予想の5.3%に対して5.4%、コアCPIが予想通りの4.0%と予想を上回る結果となった。 一方でPPIは総合の前年比が予想8.7%に対して8.6%、コアPPIが予想7.1%に対して6.8%となり、予想よりは落ち着いた結果となった。 CPI詳細 季節調整済みのCPIデータの […]

【JOLTS】JOLTSからみる米国労働市場2021年8月分

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雇用統計に続いてJOLTSが発表されたため、情報をまとめておきたいと思います。 求人数は予想の10.925Mに対して、若干弱い10.439Mであった。 しかし、前回分が10.934Mから11.098Mに情報されており、今回分も予想を下回ったからといって、10M以上の非常に高い水準を維持停止いることから、非常に強い労働力需要を示す結果であったことには変わりない。 Data Source : U.S. […]

金銭信託の予定配当率比較

超低金利の状況が続き、銀行の円預金・円定期預金からほとんど利息を受け取れなくなった久しいが、そんな状況下においては少しでも高い金利が付き、安定的に運用できる先として金銭信託が選択肢になるかもしれない。 そこで、今回は元本補填契約の付与のない金銭信託の予定配当率を比較してみたいと思う。 金銭信託の特徴 まず、金銭信託の特徴をいくつか列挙しておく。 預金ではないこと 元本保証がないこと(元本補填契約付 […]

米国債供給と利回りの概況

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米国の債務上限問題も12月まで先送りされることがほぼ決まり、FRBのテーパリングが近づく中で米国債需給と利回りがどのような状況にあるのかを確認していきたいと思う。 米国債需給の概況 債務上限問題が一時的な解決に向かうことになったが、下記データは基本的に9月末までのデータが多くあるため、債務上限問題が残った状況において、米国債の需給がどのようなものであったかをみることとなる。 米国債供給サイド 下の […]

【米国雇用統計】2021年9月のNFPは予想外の弱さに、テーパリングへの影響は如何に

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11月テーパリング・アナウンスを確実なものとすることを期待していたが、NFPは今回も予想を大きく下回る結果となってしまった。 非農業部門雇用者数は予想の+50.0万人に対して19.4万人であった。一方で前回分の非農業部門雇用者数は23.5万人から36.6万人へと上方修正される結果となった。 又、失業率は予想の5.1%に対して4.8%と大きな改善をみせた。 失業率や前回分のNFPの上方修正といったポ […]

ダラス、ボストン連銀総裁退任・FOMCメンバー人事と今後の影響

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倫理的に問題があると思われる金融取引が報じられたことで、ダラス連銀のカプラン総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が辞職することとなった。 又、クラリダ副議長についても2020年2月28日にパウエル議長がCOVID19への対応についての声明を出す前日27日に債券ファンドから株式ファンドに高額の資金を移動させていたことが報じられた。 クラリダ副議長はこの取引について、事前に計画されていたポートフォリ […]

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