経済・マーケット

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【米・GDP】2022年Q1 貿易収支悪化を背景に2020年春ぶりの落ち込み

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2022年Q1の米国実質GDPは前期比年率で予想の1.0%を大きく下回り-1.4%となった。 個人消費も予想の3.5%には届かず2.7%にとどまった。 物価の急激な上昇による消費への影響やサプライチェーン問題による貿易収支の悪化などが米国GDPへの不安要素としてみられる。 この後いつものように詳細をみていきたいと思う。 米国実質GDP項目別詳細確認 今回の実質GDPを項目別に確認をすると、目立って […]

【米国雇用統計】2022年3月の労働市場詳細確認

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今回の米国雇用統計では、雇用者変化が予想の49万人に対して43.1万人、失業率が予想の3.7%に対して3.6%となった。 雇用数が予想には届かなかったものの、40万人以上のプラスは十分に強い結果に変わりない。 失業率については予想よりも大きな改善となっている。すでに完全雇用水準になっており、労働市場の逼迫が賃金を上昇させ、物価上昇圧力を更に強める可能性が高い。 Data Source : U.S. […]

2022年4月 先行指標からの経済現状確認

10年債2年債の逆イールドなど市場でいくつかの先行指標が怪しい動きをしてきましたので、定期的に先行指標の現状確認をしていきたいと思う。 長短金利差 なんだかんだで10年債利回りと2年債利回りが逆転するのは年後半くらいまで時間がかかるかと思っていたが、債券市場が5月と6月のFOMCでそれぞれ50pbsの利上げを織込むにいたったこともあり、非常に短い時間であったものの早くも長短金利差の逆転にいたった。 […]

急伸する円安の転換点を考える

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現在の概況 2021年はじめのUSDJPYは103円付近での推移をしていたが、FRBのテーパリング・債券購入プログラムの終了と政策金利引上げを背景に1年と少しで122円台まで円安が急激に進展した。 政策金利に関しては、複数のFOMCメンバー及びパウエル議長が頑固に主張していたインフレ率の低下をあきらめ、歴史的な物価上昇への対応をみとめ、ここから非常にはやいペースで引上げが行われると想定されている。 […]

2022年3月 米国の金利及び物価状況まとめ

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最近経済指標発表後のまとめをさぼっていましたが、先日のFOMCにて2018年以来の利上げもあったことから、久しぶりに米国の金利と物価状況をまとめておきたいと思う。 また、利上げ後の金利状況や今後の見通しにあわせて通貨取引戦略についても簡単に考えてみたいと思う。 米国国債利回り状況 2022年3月の利上げを受けて短期金利が上昇。長期金利に関しても堅調な推移となっており、既にコロナ前の水準を超えてきて […]

【米国CPI】米国インフレ状況確認2022年1月

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2022年1月の前年比CPIは総合指数、コア指数ともに上昇ペースがさらに加速した。 市場予想と比較しても、総合指数が予想7.0%に対して7.5%、コアが予想5.9%に対して6.0%と強い結果となった。 現在の非常に強い物価上昇圧力から3月にFRBが利上げをすることは間違いなかろうが、債券市場の織込み具合をみると、50bpsの利上げの織込みが50%を超えてきている。 CPI詳細 季節調整済みのCPI […]

【米国雇用統計】2022年1月の労働市場詳細確認

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NFP発表前のADP雇用統計が予想を大きく下回りマイナスであったことから、弱い数字が出てくるのではないかと思いきや、市場予想の12.5万人を大きく超える46.7万人増となり、USDを押し上げることとなった。 引き続きタイトな労働市場の状況からインフレ圧力が強まるリスクを意識させるような結果であった。 Data Source : U.S. Bureau of Labor Statistics 失業率 […]

【米・GDP】2021年Q4 経済成長加速

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米国の2021年第四四半期の実質GDPは前期比年率で予想の5.5%を超えて6.9%と強い伸びとなった。 前回の2.3%と比較しても米国経済の回復・成長ペースは回復しており、米国の経済状況の強さが明らかとなった。 米国のインフレ率や失業率に加えて、この強いGDPの伸びからしてFRBは早急に金融正常化に動こう必要がありそうである。 何にせよ米国GDPの詳細をみていきたいと思う。 米国実質GDP項目別詳 […]

2022年1月 各国のインフレ状況まとめ

ここ日本でも携帯電話料金の大幅値下げの影響を除けば、昨年後半には日本のコアCPIも2%近辺まで上昇するなど、世界的な物価上昇の流れはデフレ国家日本にまで押し寄せるほどになった。 米国や欧州の物価上昇がはるかに深刻な状況は言うまでもないだろう。 状況も短期間で大きく変わってきているため、再度各国のインフレ状況をまとめておきたいと思う。 主要先進国中央銀行の物価目標 インフレ状況をみていく前に主要先進 […]

2022年1月 米国の金利・物価状況まとめ

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米国の長く・強い物価上昇を背景に2022年内に3~4回の利上げが織り込まれ、FRBのバランスシート縮小もリーマンショック後のそれに比べればより早いペースで行われることが予想されるなど、急激に利上げや金融正常化への期待や不安が高まってきている。 物価上昇が長引くことや利上げタイミングが前倒しになることは以前から予想していた通りであり、これが非常に高い米国株式指数に圧力をかけることも大方想定通りといえ […]

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