経済・マーケット

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無能な日銀と共に行く、日本社会の破綻にかける投資

さて、9月22日に再度植田総裁率いる日銀は物価目標2%が達成されていないことを理由にマイナス金利及びYCCの維持を決定した。 更にはフォーワードガイダンスにも何ら変化はみられず、必要であれば躊躇なく追加緩和を行うとの考え維持することとなった。 コアコアCPIが前年比+4.3%、CPI想像指数は12ヵ月連続の前年比+3%超えを確認した直後にこの内容であるから、今まで以上に気違いであることが際立った印 […]

日銀審議委員の発言で再確認する日本経済の絶望

無能な日銀の政策が続き、急激な円安が続いているが、ここ数日立て続けに日銀審議委員と日銀総裁から日銀の失策継続を示唆するような発言がなされた。 そして、実質賃金の減少、個人消費支出の弱さなど、日銀の過剰な緩和政策が経済を疲弊させている状況も再確認されている。 日銀審議委員たちの発言を確認しながら、将来来るであろう日本経済の絶望を再確認してみたいと思う。 日銀審議委員の発言内容 8月31日 中村審議委 […]

日本政府と日銀の織り成すお笑い政策のもたらす実質的な経済破綻

日銀はデフレ脱却を目指し異常な大規模緩和を継続原油価格・電気料金の価格上昇が止まらず日本政府はガソリン補助金・負担軽減策といった財政政策で物価抑制を図る(将来的な国債発行額の増加・日銀の買入額の増加→円安要因)日銀の物価抑制政策によってCPIの総合指数の伸びが鈍化することで日銀は異常な大規模緩和を継続日本円の減価が止まらず。それに従い原油価格、電気料金の上昇も止まらず。原油価格・電気料金の価格上昇 […]

ジャクソンホールで日銀の無能さと国内資産からの逃避の必要性を再確認

ジャクソンホールでは再度、日銀の無能な金融政策が海外からの嘲笑の対象になるのではないかと思っていたが、案の定いつも通りの愚鈍な物価上昇に関するコメントを披露することとなった。 これを受けて、日銀の無能さが再確認されたこととなり、国内資産、円建て資産からの逃避の必要性が再度示されたことと思われる。 具体的な総裁発言内容 今回目新しい発言が出てきたわけではないが、下記のいつも通りの異常な物価上昇に関す […]

YCC修正後すぐに臨時の買いオペ実施 無能さを露わにする日銀

日銀は先週金曜日7月28日にYCCの上限レンジを実質1.0%に修正したばかりだが、10年国債利回りが0.60%程に上昇したところで早速臨時の買いオペを実施してきた。 YCCの実質的な調整の目的は通常であれば円安の抑制を通じて、過度な物価上昇を抑えることにあるはずなのだが、その効果を自ら積極的に捨てるという通常では考えられない行動に出た。それもYCC調整の翌営業日にである。 高々0.50%から0.6 […]

日銀のYCC修正後の日本経済は如何に

さて、先日ようやく日銀がYCCの上限レンジを1.0%に引き上げることを決定した。 実際はレンジ上限は0.50%であり、それを一定程度上回ることを許容するとの意味の分からない言い方ではあるが、結局のところは1.0%へ上限レンジを引き上げたのである。 しかし、植田総裁率いる日銀は4月以降に2度の政策決定会合を溝に捨て、時間を使いすぎたと思われる。 あまりにも政策転換が遅すぎた結果、何度かあった日本円の […]

日米インフレ率逆転と続く日銀の無能 

さて、先日発表された日本のCPIが米国のそれを超えたことで、CPIでみた日米のインフレ率の逆転が確認された。 直近の米国のCPIは前年比+3.0%だが、日本のCPIは前年比+3.3%となっている。これは日本政府の電気料金等の負担軽減策やガソリン補助などがあっての通知であり、実際の日本のCPI上昇率は4%を超えていてるものと考えられる。 日本のCPI詳細確認 下記のグラフは項目別や季節調整別のインフ […]

日銀の失策が招く国の墜落

10年失敗を続けた黒田前総裁が残した失策の撤廃に慎重になってしまう奇異な新総裁。 コアコアCPIの前年比上昇率が+4%を超えて、物価目標の2倍以上の上昇率となっていながらも物価目標は達成されていないと主張してしまう、そんな彼が人気の5年間でもたらすであろう、過剰緩和による経済・社会の凋落について考えてみたいと思う。 貧困の拡散 あえて言及する必要もないかもしれないが、日本の実質賃金は13ヵ月連続の […]

日銀金融政策決定会合:実質賃金を下げ続けることを表明

日銀は、非常に高い日本の物価上昇を気にせず、依然として物価目標2%の上昇を達成していないと言い張り異常な大規模緩和の継続を決定した。 日銀はその無能さを遺憾なく発揮し失策を継続、実質賃金の低下、自国通貨の毀損を推し進める決意を再度表明する形となった。 日銀総裁からもおもしろい発言が複数出てきたためまとめておきたいと思う。 2023年6月 日銀総裁記者会見発言内容 物価動向について 物価動向について […]

実質賃金を下げ続ける日銀の自己満

2023年5月23日に発表された実質賃金確報値では、実質現金給付総額は前年比-2.3%、きまって支給する給与は-3.3%と大きな減少の継続が示された。 これで実質賃金は12ヵ月連続の低下となり、国民の購買力は低下を続け、貧しくなるばかりである。 また、4月の日本CPIは、総合指数が前年比+3.5%、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は前年比+4.1%と非常に早いペースでの上昇が続いている。 生鮮 […]

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