経済・マーケット

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【金融政策】日銀は何を待っているのか

7/21に日銀の金融政策決定会合にて現在の大規模金融緩和の継続を決定した。 それとともに今回は「経済・物価情勢の展望」レポートが公表され、日銀メンバーが今後の経済動向についてどのような見通しを持っているのかが示された。 そこで、日銀メンバーの持っている経済展望・見通しを確認しつつ、日銀が大規模金融緩和を継続することでいったいどういった状況を待っているのか、期待しているのかを考えてみたいと思う。 「 […]

スタグフレーションへの適切な対応方法とは

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昨今話題となっている物価の上昇と失業率の上昇・景気減速とが同時発生するスタグフレーションであるが、この困難な経済状況に対してとるべき政策を検討するとともに、現在の経済状況・国際政治状況の進展を考えてみたいと思う。 そもそもスタグフレーションとは スタグフレーションの定義と影響 需要拡大による良いインフレーションは、物価の上昇だけでなく国内生産の増加や景気拡大・失業率の低下を伴う。 スタグフレーショ […]

2022年6月 先行指標からの経済状況確認

最近は急激な物価上昇による経済への悪影響がより意識されてきており、2022年6月16日(日本時間)にFRBが0.75%の利上げを決定するなど、物価上昇を抑えるための劇的な金融引締めがリセッションを招くのではないかとの不安も強まり始めた。 そこで4月にも行ったようにいくつかの先行指標を確認しつつ、次のリセッションがどれくらい近づいてきているのか、投資戦略としてはどのようなものが考えられるのかを検討し […]

【米国CPI】米国インフレ状況確認2022年5月

米国の物価上昇もそろそろピークアウトではないかとの声も聞こえてきていたが、今回の米国CPIはヘッドライン、コアともに予想を超える伸びとなった。 ヘッドラインのCPI総合は前年比で8.6%(前回:8.3% 予想:8.3%)、コアCPIは前年比6.0%(前回:6.2% 予想:5.9%)の伸びとなり、ヘッドラインは上昇ペースが加速した。 季節調整済みCPI詳細 詳細確認として季節調整済みのCPIデータの […]

【米国雇用統計】2022年5月の米国労働市場の詳細確認

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5月の米国雇用統計は、非農業部門の雇用者変化が予想の32.6万人を上回り39.0万人となった。 一方で失業率は予想の3.5%に対して前回同様の3.6%止まりであった。 失業率はすでに十分低いことから、予想に比べて弱かったことは大きな問題ではなく、雇用者変化が予想を大きく超えたことのほうがより重要であり、今回の雇用統計も米国労働市場の強さを示す形となった。市場でもこの雇用統計を受けて金利の上昇等の動 […]

2022年5月 主要各国のインフレ状況まとめ

さて、想定通りに日本の4月分のCPIが日銀目標の2.0%を超えてきました。 CPI総合が前年比で2.5%上昇、生鮮食品除くコアで2.1%上昇となった。 日銀関係者や黒田総裁は、景気回復や強い需要によるものではないことを理由に金融緩和の継続が必要と主張を続けておりますが、何にせよ一先ずは日本のCPIが長らく達成できなかった日銀の物価上昇目標に到達したこのタイミングで再度主要各国のインフレ状況をまとめ […]

【米・GDP】2022年Q1 貿易収支悪化を背景に2020年春ぶりの落ち込み

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2022年Q1の米国実質GDPは前期比年率で予想の1.0%を大きく下回り-1.4%となった。 個人消費も予想の3.5%には届かず2.7%にとどまった。 物価の急激な上昇による消費への影響やサプライチェーン問題による貿易収支の悪化などが米国GDPへの不安要素としてみられる。 この後いつものように詳細をみていきたいと思う。 米国実質GDP項目別詳細確認 今回の実質GDPを項目別に確認をすると、目立って […]

【米国雇用統計】2022年3月の労働市場詳細確認

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今回の米国雇用統計では、雇用者変化が予想の49万人に対して43.1万人、失業率が予想の3.7%に対して3.6%となった。 雇用数が予想には届かなかったものの、40万人以上のプラスは十分に強い結果に変わりない。 失業率については予想よりも大きな改善となっている。すでに完全雇用水準になっており、労働市場の逼迫が賃金を上昇させ、物価上昇圧力を更に強める可能性が高い。 Data Source : U.S. […]

2022年4月 先行指標からの経済現状確認

10年債2年債の逆イールドなど市場でいくつかの先行指標が怪しい動きをしてきましたので、定期的に先行指標の現状確認をしていきたいと思う。 長短金利差 なんだかんだで10年債利回りと2年債利回りが逆転するのは年後半くらいまで時間がかかるかと思っていたが、債券市場が5月と6月のFOMCでそれぞれ50pbsの利上げを織込むにいたったこともあり、非常に短い時間であったものの早くも長短金利差の逆転にいたった。 […]

急伸する円安の転換点を考える

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現在の概況 2021年はじめのUSDJPYは103円付近での推移をしていたが、FRBのテーパリング・債券購入プログラムの終了と政策金利引上げを背景に1年と少しで122円台まで円安が急激に進展した。 政策金利に関しては、複数のFOMCメンバー及びパウエル議長が頑固に主張していたインフレ率の低下をあきらめ、歴史的な物価上昇への対応をみとめ、ここから非常にはやいペースで引上げが行われると想定されている。 […]

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